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詠草料紙

詠草料紙
歌集用の紙である詠草料紙には、打雲、飛雲、墨流しなどの様々な製紙技術や、切り継ぎ、破り継ぎ、重ね継ぎなどの加工技術が施されている。
打雲とは、予め漉いた雁皮紙の上に、青や紫に染めた繊維を細長く横に流し、漉槽の中で下辺にゆっくり打ち充てるようにすると、染めた繊維が雲の形に漉かれて行く技法である。
墨流しとは、墨滴を水面に落とし、その上に松脂を落として墨を散らせ、これを繰り返して息を吹きかけ、水の流れを表現した墨汁の紋様を、雁皮紙で吸い取って写す技法である。
切り継ぎとは、紙を斜めに切断し、切り口を少しずらして重ねて糊付けする技法である。
破り継ぎとは、様々な形に破った紙を糊付けし、長い繊維の足が不規則な形を作る面白味を演出する技法である。
重ね継ぎとは、数枚の紙を少しずつずらして糊付けする技法で、濃淡に着色した四枚の薄葉紙と一枚の白紙を使用して、色の濃淡の差を順次重ねると、ぼかし模様になる。
この他にも、金銀箔や金銀泥による加工紙など、様々な詠草料紙が作られている。


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2008年07月11日 22:20に投稿されたエントリーのページです。

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